
家を建てたとき、私は「おしゃれな家にしたい」というだけでなく、
いつか雑誌に載る家にしたいという目標を持っていました。
間取りや素材、照明はもちろんですが、
最後まで気を抜かなかったのが小物の配置です。
その結果、工務店さんが推薦してくださり、
実際に雑誌へ掲載していただくことができました。
家全体の印象を決めるのは、大きな家具だけではありません。
実は、小物の置き方ひとつで、空間の完成度は大きく変わります。
今回は、そんな私が実践してきた
おしゃれに見える小物配置の考え方を紹介します。
① 置くものを吟味する

色を揃える
まず一番大切なのは、「何を置くか」を吟味することです。
家を建てて家具を配置した時点で、
床・壁・建具・家具など、家全体のテイストはすでに決まっているはず。
小物は、その世界観を壊さないための最後の仕上げです。
小物で散らかって見える一番の原因は、
色が増えすぎることです。
基本は、
・ベースカラー
・サブカラー
・アクセントカラー
この3色以内に抑えること。
たとえば、
・ベース:白
・サブ:木の色
・アクセント:黒やグレー
すでに家に使われている色の範囲で
小物を選ぶだけで、空間は一気に整って見えます。
「かわいいから」「もらったから」で置く前に、
この色は、この家に本当に必要か?
と一度考えるのがおすすめです。
② ラインを意識する
ラインに合わせる
人の目は、秩序のあるものを美しいと感じるようにできています。
黄金比や、1/2・1/3がきれいに見えるのもそのためです。
小物配置でも、このラインを意識することがとても重要です。
家の中には、最初からたくさんのラインがあります。
・梁
・扉の高さ
・窓枠
・カウンター
・棚板
小物は、これらのラインに合わせて置くだけで、
空間の秩序を乱しません。
たとえば、
・棚の上の小物の高さを、梁のラインで揃える
・扉の上端と、小物の上端を揃える
・段階的に高さを変えてリズムをつける
それだけで、
「なんとなく置いた」から「考えて配置した」印象に変わります。

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